「はじまりへの旅」を観た。 今年一番良かった。というか、人生でもトップ10に入る名作である。 家族愛をテーマに、狩猟から哲学から万引きまで描く奥の深い作品。 つうことで、レビューしてみよう! 目次: 普通じゃない家族 孤独な革命家 家族の絆 まとめ…
久しぶりの「やられた~映画」であった「スリー・ビルボード」! 鑑賞後のなんとも言えない余韻は、Wikipediaでマーティン・マクドナー監督がブラックユーモアの天才と書いてるのを見て、すべてが丸く収まった。 この映画は、ブラックコメディだったのだ。 …
この映画、ずっと見たかったんだけども、やっとアマゾンプライム会員なら無料で見ることができるようになった。あ、実質無料ではない。 映画自体はとても面白かった。この映画は「働くこととはなにか」を考えさせてくれる。 「働くこと」「労働」は、この時…
the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 作者: スコット・ギャロウェイ 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 最近話題の本、「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」を読んだ。 GAFAとは、Goo…
一言・・・やられた! 低予算ながら世界で大ヒットかつ物議を醸したという『ゲット・アウト』 黒人差別を扱ったように見せてからの大どんでん返しは、衝撃的であった。 とにかくやられた感満載のこの作品に漂う怪しい空気感を分析してみる。 ※ということで、…
ついに「ラ・ラ・ランド」がAmazonプライムビデオで見放題になった。 基本的に映画を鑑賞する前に事前情報はほとんど入れない方なので、「ミュージカル仕立ての恋愛映画」くらいにしか思っていなかった。 ただラ・ラ・ランドのデミアン・チャゼル監督の前作…
マサラ臭い風により噂は聴いていたが、ついに『バーフバリ』を観た。 否、バーフバリを感じた。そう、先生が言われた「Don’t think. FEEL!」である。 バーフバリのS・S・ラージャマウリ監督(現代の琵琶法師)は、先生のことを非常に尊敬しておるようだが、ま…
LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (17件) を見る はじめに※ただの愚痴なので飛ばしてください 雇用の流動化と…
LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (17件) を見る 人間50年と信長が舞いに舞っていた戦国の世から450年以上が…
世界史を効率良く面白く勉強するのに最適な本は「板谷くんの本」である。 最近のマイブームは板谷敏彦氏の歴史本。 金融畑出身の氏の本は、経済や金融を土台に、貿易や科学技術の発展等を踏まえて、しかもわかり易い文章で世界史をまさに描いている。 これが…
絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫) 作者: 古市憲寿 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/10/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 最近の「結婚も消費もしない若者」や「飲み会も来ない出世もしたくない若者」を描いた素晴らしい本…
我が家にAmazon Echoがやっとこさ現れた。 1ヶ月以上かかって招待メールが届いた時は、当初の物欲が80倍くらいに熟成されていた。 色々使ってみたので、レビューを書いてみる。 目次: AmazonEchoの実力と弱点 Amazonミュージックとの親和性 朝、大活躍! 買…
男が好きな映画は数多いけれども、特別に男性支持が圧倒的な映画というのもある。 そんな野郎臭い映画が大好きなので、まとめてみたのだが、どうも30歳という自分の年齢にも寄りまくった選択だというのが否めない。 長寿化と晩婚化進む日本では、30歳とはま…
僕は男であるにも関わらず、稀代の寒がりである。 真冬になると、手足が文字通り氷のように冷たくなる。学生時代は友人の首筋に手を突っ込んでビックリさせていた。 なので「アイスマン」「半分死んでる男」なんて言われていたのは良い思い出。 しかし、さす…
世界の男たちが愛する映画監督マーティン・スコセッシ。 多作かつ名作揃いの名監督だが、その中でも特にオススメなのが「ジェットコースター人生映画シリーズ」である。 これは、「アメリカンドリームで大金を掴み、幸せの絶頂から垂直落下式に運に見放され…
#2017年一番良かった《映画・ドラマ・アニメ》 Sponsored by Netflix ・・・ということで、お題に乗っかってみる。 nounai-backpacker.hatenablog.jp 今年見て一番良かったのは、間違いなく「ダンケルク」だ。 劇場で鑑賞し、かつBlu-rayまで買ってしまった…
ついに見た! あのヘロイン中毒たちが帰ってきた! そしてダニー・ボイルの中毒患者たちには最高にキマるドラッグだった。 前作とT2を見通してみて、トレインスポッティングの世界観は宗教だということに結論づけたので、その考察を書いてみよう。 目次: ト…
今年は家を建てたので、人生で一番散財した年になった。 家以外でも、新居の諸々を揃えるので100万以上は軽く使うというプチ・ブルジョア体験! そんな中から厳選して今年買ってよかったものをピックアップしちゃるけんね! // 目次: 新居で買ってよかった…
実家→新居引っ越しとなったので、家財道具をほとんど一式買うことになった。 人生初の爆買いである。 その中でも特に大変だったのが、家具・インテリア・収納道具などの生活用品だ。 無印良品、ニトリ、IKEA、ナフコ、カリモク・・・と腐るほどメーカーがあ…
「鋼の錬金術師」の実写版の酷評がネット界を飛び回っている。 チケット代と等価交換できねえ!とかなんとか。 もちろん僕は鑑賞する気がミジンコほどもないので、何も語らない。 だが、日本映画産業はなぜこのような蛮行を繰り返すのか? デビルマンという…
昨年大ブームとなり、世界的なヒットを飛ばした「 君の名は。」を、やっと見た。 実際見たところ、たしかに面白かったが、そんなに大衆向けのアニメではないのになぜあんなにヒットしたのかかなり疑問に思った。 アニメへの受容が深い日本であっても、内容は…
scandal1.hatenadiary.jp scandal1さんが、面白いことをやっていたので、僕も信長の野望マニアとして考えてみよう! 今度の選挙では候補者達の卑しい人格が透けて見える。戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ。その…
夢のマイホームを買った。 マイホームについては色々勉強したのだが、そこで完全燃焼してしまい、マイホームで必要な物を選ぶのがとても大変だった。 なんせ実家暮らし→新居だったので、ほとんど何もない状態だったからだ。 そんなこんなで、何とか諸々集め…
久しぶりに映画館へ行った。 クリストファー・ノーランとハンス・ジマーのコンビは映画館で見なければならない。 2Dだったけども、本当はIMAXシアターに行きたかった。 つうかIMAXで見なければ、死ぬまで後悔しそうだ。 でも、とにかく歴史を変えるような映…
僕の人生とは、まさに本道からの抜け道探しである。 勉強や部活に勤しまなければならない学生時代、そして労働という国民の義務に耐えねばならない社会人となった今でも、僕の熱い眼差しの先にはいつも「趣味」があった。 僕は「~しなければならない」もの…
www.chunichi.co.jp ジブリを無条件に愛す僕にとって、吉報かつ不安なニュース。 ジブリ作品が脳髄の最深部にまで浸透しているため、ジブリパークがどのようになるかを勝手に妄想してみる。 目次: 最寄りの駅からはネコバスで 入場券はラピュタのロボット兵…
「不安な個人、立ちすくむ国家 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか」 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf 若手官僚の問題提起がネットを駆け巡っている。 全体的に好意的に見えるが、やはり賛否両論。 だが、こうい…
歴史本としては異例の大ヒットを記録した「サピエンス全史」 少々お高いが、それに見合う革命的に面白い歴史本であった。 なぜ我々人間(ホモ・サピエンス)が地球の支配者として君臨しているのか?という素朴だが重大なテーマを、単なる網羅的な歴史年表では…
「ビッグ・リボウスキ」という映画をご存知だろうか? コーエン兄弟の傑作カルト・ムービーである。 自堕落なおっさんが悲喜交交なバカ騒動に巻き込まれていく話なのだが、現代において終始ダメなそのおっさんの生き方が実は幸せなんじゃないかと思ってきた…
今週のお題「部活動」ということで、最近見た映画「セッション」を上げてみよう。 この映画はあの「ラ・ラ・ランド」の監督デイミアン・チャゼルの出世作にして、超低予算ながらアカデミー賞で5部門にノミネートされた下克上作品。 猛烈教師とそれに耐える生…