脳内バックパッカー

自宅にいながら映画や本の世界で旅をしよう

雑誌『BRUTUS』収集が趣味な僕のおすすめ名作特集たち

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BRUTUSが好きです。

BRUTUSとはマガジンハウスが発売している男性向け情報誌で毎月1日・15日発売です。

都会的、センスの良さ、程よい意識高い系、そして毎号当たり外れが激しいなんてところもたまりません。

 

BRUTUSの良さは、全く新しい発見があるということです。全く興味のなかったジャンル、それもかなり濃いところをいきなり見せつけられます(昔は相当ハードだったようですが)

僕もBRUTUSのおかげで行ってみたい旅先や、本、映画、音楽なんかも見つかったし、ライフスタイルとかいうナウいシャレオツな発想なんかを知ることも出来ました。

 

そんなBRUTUSマニア(最近のばかりだが)の僕が、面白かった、知的好奇心を振り回された、物欲を喚起させられた等々のマイフェイバリット号を紹介してみます。

 

 

コーヒー

BRUTUS特別編集 もっとおいしいコーヒーの進化論。 (マガジンハウスムック)

BRUTUS特別編集 もっとおいしいコーヒーの進化論。 (マガジンハウスムック)

 

サードウェーブコーヒーを流行らせた一翼を担うのがBRUTUSです。

特にこのコーヒー特集は、最先端のコーヒーを学べます。

今号と兄弟誌のCasa BRUTUS のコーヒー特集を持って、僕は東京喫茶店・コーヒー巡りをしました。

なんか入りづらい店も多かったですけども、たくさんのコーヒーを飲みまして、胃がもたれつつも勉強になりました。

店の雰囲気はフグレントウキョウが良かったです。コーヒー大国フィンランドでも一二を争う人気店の日本支店になります。いかにも「北欧」なセンスの良さで、MacBookが欲しくなりました(^O^)

 

今からコーヒーを始めようという人にもわかりやすいドリップの仕方や道具集めも載っており、まさにコーヒー特集といった感じです。

 

 

 

 

映画

BRUTUS特別編集 合本映画特集 (マガジンハウスムック)

BRUTUS特別編集 合本映画特集 (マガジンハウスムック)

 

BRUTUSといったら映画でしょ!と答える人も多いかと。

この映画特集は良い意味で個性の強い、悪い意味では完全に狂人な監督たちの列伝となっています。

作風や手法が全く違う監督たちですが、誰もが偉大なる映画馬鹿であるということはしっかりと分かる愛のある特集です。

またジャンル別や鑑賞動機別の面白い映画紹介があり、関連付けて映画の道をたどることもできます。

この特集で知った映画も多く、たまに引き出して読み返しています。

見たい映画が見つからない人には特におすすめです。

 

 

  

 

本屋

BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/1号 [雑誌]

 

本屋好きな僕にはたまらなかった本屋特集。

これ参考にして神保町歩きまわったり恵文堂一乗寺店行きましたっけ。

ここに登場する本屋はすべて何かしらのポリシー/コンセプトがある本屋で、写真集や歴史ものばかりの店や、左翼系、オカルト、中にはキワモノばかりなんていうハードな店も。

本好き感が溢れ出ている本好きのための究極のガイドブック。

 

 

 

写真

BRUTUS (ブルータス) 2010年 12/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2010年 12/15号 [雑誌]

 

表紙は川島小鳥が撮った未来ちゃん。

ジャケ買いした人も多いのでは?

BRUTUSは写真特集が多いですが、今号は篠山紀信、梅佳代、澤田知子、川内倫子、石川直樹などの著名な写真家や売出し中の写真家の「写真術」を作品とともにインタビューしています。

世界一周中も「あわよくば写真でも売りながら旅を続けてやろう」なんていう中2病的野望を抱いていた僕にはいい薬でもありました。

でも写真は楽しいですね。旅中はよくカメラで遊んでました→ポカラ✕モノクロ

 

 

 

居住

BRUTUS (ブルータス) 2016年 5月15日号 No.823 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2016年 5月15日号 No.823 [雑誌]

 

BRUTUSといえば居住空間。

一年に一冊の人気特集です。

もうハイセンスすぎて何も言えねえレベルのお宅訪問特集です。

インテリアやキッチンがクールなのは言うまでもなく、「え・・・」とか「そこに住む?」とか「もう家じゃ無いじゃん」っていう神の領域まで網羅してます。

 

昨今の日本の住宅事情は大転換を迎えています。

若者の貧困で新築は減り、高齢化社会で空き家は増え、2,3世帯住宅が復活しています。中古物件のリノベーションなんかも人気です。

そんな住宅状況の謂わば先を行く人達のアイデアが満載なのが居住空間です。

今までの「当たり前」の壁をGTOの鬼塚先生ばりの豪快さで破壊してくれています。

そろそろ家がほしい・・・という人にはオススメです。

 

 

 

音楽

BRUTUS (ブルータス) 2011年 11/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2011年 11/15号 [雑誌]

 

新しい音楽の発掘を指南してくれる「気持ちいい音楽」特集。

YouTubeやネットラジオなんかで探すのも良いですが、やはり自分の趣向の範囲内を堂々めぐりしてしまう感があります。これは如何にもネット社会の隠れたデメリットでしょう。

そんな殻を壊したいなら、昔ながらの音楽雑誌形式のこの特集です。

 

この特集では著名な音楽関係者からジャズバーのマスターなど、音楽のプロ中のプロが選りすぐった「新しい世界」が広がっています。

レゲエや民族音楽といった普段聞かないジャンルの名作を知ることができて、財布の紐がはち切れてしまいます(^O^)

最近マイベストに聞き飽きた人にはオススメです。

 

 

 

旅行

BRUTUS (ブルータス) 2013年 3/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2013年 3/15号 [雑誌]

 

BRUTUSの旅行特集は少し変わっていて、旅先より旅をした人がメインの特集です。

たとえばチベットを旅した河口慧海やパタゴニアを旅したブルース・チャトウィン、ハワイで隠棲したドリス・デュークなど、旅人とその場所を含めた物語が紹介されます。

旅は多大な影響を人に与えます。ある一回の旅行で人生が変わってしまうなんてこともあるのです。

 

この特集では、そんな人生の変化点としての旅が語られています。

なぜそこに至ったを追体験することで、新たな出会いがあります。

僕がそうだったように。

 

 

 

大友

BRUTUS (ブルータス) 2012年 4/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2012年 4/15号 [雑誌]

 

大友克洋という世界を変えた男のゆっくりとした活動を綴った特集。

もちろん同梱のシールがほしいから買ったわけじゃありません!

大友克洋=マンガ界のビートルズなんて崇める人達の語る、大友以後のクリエイター達の悲喜こもごもは読むに値する名文揃い。

僕はやっぱり漫画だったら童夢かなあ。

 

 

 

ジブリ

BRUTUS (ブルータス) 2010年 8/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2010年 8/1号 [雑誌]

 

ジブリという日本人が誰でも知っていて、でも意外に深いところまで知らない「会社」の特集です。

三鷹にあるジブリ美術館だけでなく、ジブリ本社の中まで潜入?しています。

アニメーターという日本で最も過酷な戦士たちを、手厚い環境で保護?してるとこなんて泣けてきます。

あと宮﨑駿と高畑勲という強烈な個性を飼い慣らしている苦労なんてもっと泣けてきます。

ジブリの保育園で暮らしてえ!

 

 

 

喫茶

BRUTUS (ブルータス) 2014年 6/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2014年 6/15号 [雑誌]

 

前述のコーヒー特集と少し変わって「喫茶店」の特集。

最先端のおしゃれなカフェから、昭和臭すぎる純喫茶まで

ホットケーキやナポリタンといった喫茶店ならではのメニューは写真だけでもたまりません。

そういえばマツコ・デラックスが喫茶店フードについて、「家庭で作るよりちょこっとだけ美味い」といってたのは白眉でした。

俗にいう飯テロというやつなので、断食中に読むと気が狂います。

 

 

 

日用品

BRUTUS (ブルータス) 2014年 2/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2014年 2/1号 [雑誌]

 

若いころでは見向きもしなかったような渋目の日用品特集

なんか年取ってくるとシンプルだけどハイセンスさが滲み出しているようなモノを求めたくなりますね。無印良品なんかその辺の消費者心理をうまく利用してます。

こちらで紹介されている日用品は、どれもシンプルすぎてぱっと見、「セリアとかにありそう」ですけど、「違うんだな~」ってドヤ顔できるエピソードを隠し持っている逸材揃い。

まあ値段は見てからのお楽しみ!

 

 

その他にも新たな世界の発見ができる特集

サーフィン BRUTUS (ブルータス) 2010年 8/15号

印象派 BRUTUS (ブルータス) 2010年 6/15号

ガーデニング BRUTUS (ブルータス) 2012年 8/15号

キャンプ BRUTUS(ブルータス) 2015年 6/15 号

ラジオ BRUTUS (ブルータス) 2009年 3/1号

犬 BRUTUS (ブルータス) 2008年 3/1号

 

 

まとめ

冒頭で当たり外れが激しいなんて書きましたが、そこがBRUTUSの良いところです。

毎号新しいチャレンジをぶつけてくる雑誌なんてのは最近激減しています。

ネット社会の弊害として凝り固まった情報内だけで生きている人も多くなってきました。自分の好きな一分野、専門性に特化することは楽しくもありますが、どうしても知識や了見が「島国」化してしまいます。

世界を広めるきっかけとなる情報媒体は、今や雑誌しかないのかもしれません。テレビはもう論外ですし。それ故、雑誌の売上減少や廃刊が進んでいるともいえますが。

玉石混交のネット情報はたしかに最短距離で答えに近づけ、また新たな発見もあります。しかし、どうしても一定の主観的な指向性のアルゴリズムがあるように思います

雑誌という広告や編集者の意図が強い媒体は、逆に言えば今や稀少な客観性が埋没しているものとも言えます。

 

BRUTUSにはこれからも、個性の強い客観性ある情報をチャレンジしながらぶつけてきて欲しいです。