「ポケモンGO」スタイルを他のゲームに当てはめてみたら・・・問題だらけだった

f:id:tetsujin96:20160722011040j:plain

「ポケモンGO」がついに日本にもやってきた

僕はドンピシャのポケモン世代であり、人生唯一無二の自慢が「ド田舎の小学校で一番最初にポケモンを買った」ことだ。

当然ドハマりして友達にも薦めたのだが、大ブームの足音がド田舎に届くまで誰一人相手にしてくれなかった。もうガリレオの胸中だよね。

 

「ポケモンGO」は実世界とゲームの融合というナメック星人みたいなゲームであり、ゲームのフィールドが昨日まで何の変哲もなかった「そのへん」になり、「そのへん」にポケモンが現れるという。草むらじゃないのかい!

これからこういった半リアルゲームが増えてくるはずだ。そして今回のように、以前ブームだったり根強いファンが居るコンテンツにこのスタイルを当てはめることで、再ブームが巻き起こる可能性が高い。

なので勝手に往年のゲームを「ポケモンGO」化してみて妄想プレイしてみて、起こりそうなことを羅列してみる。

 

 

ドラクエGO

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

RPGといえばドラクエ。

こちらは歩いていると「ブルッ」とスマホが震えて、モンスターとの戦闘が始まる。

もしくはテリーのワンダーランドっぽくても良い。

戦士や魔法使いなど、他職業ユーザーでパーティを組んで協力プレーなんかワクワクするね。

でも町中でスマホを振り回したりすると危なそうだ。

コンビニなんかで装備が課金で購入でき、店舗や地域で種類が異なるとかにすれば面白そう。

イベントで◯◯にゾーマが・・・とかすれば地域経済が潤う?

 

起こりそうな反響・問題

・非キリスト教国でも教会が大賑わい。

セーブポイントや復活の場所が教会、しかも課金。

 

・土足で他人の家に上がり込み、壺を投げ机を荒らす輩が増え社会問題に。

補導された少年(9歳)は「ちいさなメダルが欲しかった」などと意味不明なことを口走り・・・NHKニュース

 

・古井戸への落下事件が続出

助けだされた少年(12歳)は「幻の大地に行きたかった。妹が待っている」などと話す。

 

・ハローワークがダーマ神殿

政府がニート撲滅のため、ゲーム内の転職をハローワークでしか行えないようにスクエニに圧力。

 

 

メタルギアGO

メタルギアソリッドV ファントムペイン [PS4]

世界的ヒットのスパイアクションゲーム。

ユーザー同士のチーム戦で、敵に発見されるとマップ上に現れて集団リンチにされるとかだと面白い。

敵を捕捉し、スマホで狙いをつけて撃つ。眼帯型のGoogle Glassみたいなのがあれば臨場感が出そうだ。

だけどユーザーとユーザーじゃない人の違いがわかりにくいので、挙動不審者だらけになりそう。

そして危ないのでサバゲー会場とかだけにされそう。もしくはコナミスポーツクラブとか?

とにかく見つかったときの「例の音」がくっそ怖そう。あと大佐と無線でお話したい。

 

起こりそうな反響・問題

・街中でダンボール男が出現

ダンボールを被れば敵に発見されにくくなる仕様だが、実世界では目立つためあまり意味が無い。

 

・空腹ゲージが減ると、実際に何かを食べなくてはならない。

空腹を感じ取るセンサーをヘソに着用することで、実際の空腹を感知。カロリーメイトが売れ、ヘビを食って腹をこわすタフな輩が続出。

 

・エロ本が道に落ちている事案が多発

ゲームとは関係ないリアル中学生が捕獲される。

 

・不審者がビルの屋上を占拠

不法侵入の疑いで逮捕された男は「ここからだと敵の拠点が狙いやすい」などと意味不明なことを・・・

 

・重課金ユーザーはメタルギア自体になれる

 

 

信長の野望GO

信長の野望・創造 with パワーアップキット

言わずと知れた歴史シュミレーションゲーム。

マップはリアル日本列島。住んでいる地域の大名家に仕える。

内政はリアル農業と農協バンクへの課金なので、農水省が喜ぶ。

能力や引き連れる足軽の数は課金、その維持も課金、光栄ウハウハ。

戦闘は三國無双GOでも良い。無課金ユーザーは、ほぼ即死のため殿(しんがり)に回される。

 

起こりそうな反響・問題

・重課金ユーザーは「お館様」と呼ばれる

歴史とは勝者が作るものなので。

 

・戦闘までの行軍がとにかくしんどい

リアル日本列島マップなので。

 

・一部の大富豪による「飢え殺し」の横行

金と暇をもてあます糞ガキにより、ゲームバランスは崩壊。サラリーマンの少ないお小遣いの集大成であった大名家が、数ヶ月にも及ぶ戦闘継続で切腹開城。これぞ資本主義。

 

・食料自給率UP

リアル内政のおかげで農業の楽しさを知った若者がIターンで地方の農家を救う。

 

・イベント「関ヶ原の戦い」

当日は関ヶ原周辺が大渋滞となる。参加者の男性(40歳)「乗るしかない、このビッグウェーブに」。

 

・イベント「中国大返し」

岡山県のニュース:国道2号線で突如大挙する市民ランナーにより、交通が麻痺。参加者の一人(38歳)「自分は無課金なのでとにかく足で稼ぐしか無い」

 

【スポンサーリンク】
 

 

他にも

・マリオカートGO

車のナビと連動させて首都高などで競争する。あ、これは昔からあったか。ナビ上のバナナを踏むと、タイヤがガチでロックするスリルがたまらない。

・みんなでゴルフGO

傘にセンサー(1980円)を取り付けて、実際の町をコースに見立てて楽しむ。サラリーマン受けが良さそう。

・ぷよぷよGO

予め色が決められ、同色同士のユーザーがぶつかると何だか気持ちが良くなる出合い系ゲーム。

・ファイアーエムブレムGO

順番が来るまでその場から動けない。

・ストリートファイターGO

またの名をファイトクラブ。

・アフリカGO

アフリカに行って野生動物をスマホのカメラで撮影する。ん?

 

 

まとめ

う~んだいたいクソゲーだね。

信長の野望GOはやってみたいけど、重課金して鉄砲買って何とか戦場にたどり着いて「雨」だったらたぶん泣いてしまうんじゃないか。

でも「ポケモンGO」みたいなゲームなんて、ポケモン初代やってた頃によく妄想していたけど、やっと現実になったようだ。

ともかく久しぶりにゲームしてみたくなるニュースであった。

他にも面白そうな「~GO」があれば妄想してみてください。