SNSの中毒性は承認欲求地獄の現代社会にピッタリ!
nounai-backpacker.hatenablog.jp
前回の記事で書いたのだが、現代システムが生んだ「虚無の世界」と「個人の死」という問題を金に変えたのが現代の錬金術「SNS」といわれている。
詳細は上記リンクで見てほしいのだが、簡単に言うと、
虚無の世界
宗教や国家や哲学がポストモダニズムにより殺され、世界は何も実態がない夢みたいなものになってしまった。
個人の死
都市化や情報サービスの隆盛により、個人は単なる労働力であり、消費者であり、自己意識が芽生える土壌がなくなってしまった。
意外とこの2つを考えると当てはまると思う人が多いのではないだろうか?
ではではこの虚無の世界でなぜSNSがこんなに流行っているのか、なぜこんなに中毒性が高いのかを、考察してみたので以下に書き連ねてみよう。
現代社会が息苦しいのは「承認欲求」が激しくなるから
まずは重要なポイントなので前回記事の復習から。
「虚無の世界」と「個人の死」により生まれた空虚感を、1980年台以降の新自由主義時代は金に変える錬金術を生んだ。
それが大量消費社会である。
例えばブランド物の服を着ていれば、「金持ちでエリートな旦那さん」として見られる・・・という記号化だ。
SUVや登山服が最近流行っているのも、皆この商品/記号により与えられるイメージを消費することで、自己意識を作り上げようとする行為だといえる。
これはすべて広告により作られるセルフイメージだ。
広告によりイメージになりやすい記号を作り出し、商品や体験を消費させることで、人々のセルフイメージの創出を促すと共にお金に変えてきたわけだ。
結局これみんな根本のところは「承認欲求」だ。
現代人は「虚無の世界」と「個人の死」により、何者でもない存在である自分となってしまったことが耐えられない。
だが人間は自分自身で自分の存在価値を評価できない。なぜなら自分しか知らなければ良いか悪いかもわからないので評価尺度がないからだ。
ということで、人間は古代から他者の評価を自分で意識することで、自己イメージを作り上げてきた。
ここで重要なのは、「他者の評価を自分で意識する」というところで、実際の他者の評価ではなく、他者にどう見られているかを自分が想像することなのだ。
承認欲求は、広告+大量消費社会を支えてきた。
だが、多様化しすぎた社会では、かつての商品/ブランドという記号は飽きられ、対応できなくなった。
SNSの中毒性を物語る4つの条件
そこで『SNS』がやってきた。
FacebookやTwitterやInstagram、無料で使える上にもはや生活に無くてはならないスマートフォンに最適な相性。
SNSのすごいところは、4つある。
あらゆる生活の中の時間を支配している
スマホの誕生で隙間時間という時間の概念が生まれた。
スマホがあれば、電車を待つほんの数分ですら「何か」ができる。
今まで暇とも感じないくらいの時間が、有用な時間になった。これは膨大な情報が高速で流れでる現代において、情報から「乗り遅れる」という不安感や、高度な情報化やサービスにより社会のテンポがますます早くなったことが原因であると思う。
例えば、相手との連絡が固定電話や手紙しかなかった時代に比べ、現代はスマートフォンの存在でいつでも連絡可能となった。「待つ」ことがほぼ無くなり、コストも最小限になった。荷物はすぐ届き、ATMやクレジットカードのおかげで金はすぐ払えるし、GPSに頼れば道に迷うこともない。
すべてが効率化されたことにより、その分空いた時間に何かがねじ込まれる。せっかく効率化したところで、そこに仕事やサービスがねじ込まれ、結局労働時間が減らないように、現代は時間のテンポがどんどん早くなっている。
隙間時間とは、極限の効率化により生まれた、新たなフロンティアであった。
SNSは、その隙間時間というフロンティアを支配している。
理由はタイムラインにある。
タイムラインという「どうでもよい場所」
すごいのがタイムラインだ。フォローした人の情報が勝手に流れてくる。
メールやチャットのような今までの情報共有ではあり得なかった発明だ。
他者に何かを発信しようとすれば、今までは相手と目的があった。
だが、タイムラインは相手も目的も必要としない情報すら、有益な情報に変えることができる。
何か意味のあることを明確な相手や目的に合うように発信しようとすれば、かなりハードルが高い。
「何言ってるの?」といわれてオシマイ!なんてことになる。
タイムラインであれば、その必要はない。例え明確な相手や目的や意図があっても、「いや、ただの独り言」と言えるのだ。
タイムラインは単なるコミュニケーションツールとしてでなく、単なる独り言や個人のしょうもない妄想を発信しても良い場所なのだ。どうでもよければただ川に流れる葉っぱのように情報の海へ流れていくだけ。たまに燃えるけど。
こうなれば、人々は隙間時間にそういったただ流される情報を何かしら発見がある・・・かもしれないと思って逐一チェックする。
自分が発信すれば尚更だ。奇をてらって無視されても、「まあ独り言だし」と流せるし、かまってもらうと自己イメージの足しになる快感がある。
タイムラインは承認欲求を満たし、自分を確認できるハードルの低いコミュニケーションの広場なのだ。
多様化の中で埋没しかねない自分を、多様化すぎる情報の海で似たような思考の持ち主を見つけるだけで安心感があるし、そこで評価されれば承認欲求が満たされる。
しかもそれは「別にどうでも良い場所」なので、「学校へ行こう!」の未成年の主張のように気合を入れなくてもよいのだ。
情報と承認欲求のカスタマイズ
多様化複雑化高速化した情報社会では、情報が個人のセルフイメージの創出を行っている。よほど極端な存在でないと、ほとんど差異が無いか違いすぎて無視されるからだ。
しかし、そんな大切な情報が莫大かつ高速なので、一人の人間が全てを網羅することができない。
SNSはそんな情報をカスタマイズして自分に最適な情報を集めてくれるツールである。
SNSは自分に近い人間を検索することで収集できる。本当の友人グループも作れるし、趣味嗜好が合うグループ、政治思想が近いグループ、仕事に役立つ情報を持つグループなどなど。本来の対人関係ではここまでのグループを形成するのは、多大な労力を必要とする。
ここで重要なのは、情報だけで繋がったグループだ。
趣味や政治など、本来かなり親しくならないと共有できない情報も簡単に得ることができる。多様化複雑化した情報を選択するというのは、途方もない作業なので、情報を持つ人の情報を収集したほうが手っ取り早い。
また実生活でうだつが上がらなくても、SNS上のグループで承認欲求を満たすことができる。政治的に過激な発言により注目されることで、承認欲求を満たすことだってできる。
この場合、承認欲求が満たされやすい/共有されやすいグループや場を見つけることで、新たな世界を作り出すことができるのだ。
自動で広告とイメージを拡散できる
今までの広告は、テレビのCMや雑誌など一方通行で時間やタイミングもかなり限定的であった。
さらに垂れ流しに近いので、多様化した現代人にはすでに効果は低いものとなっている。垂れ流しなので、個人よりもある程度の共通グループか大衆向けのイメージ戦略になってしまう。
だから最近のテレビCMや番組は、高齢者向けばかりになっている。彼らはスマホを持ってないのもあるが、現代で数少ない単純明快な共通グループだからだ。
SNSは一方通行ではなく、ひとつ広告を投下すると全方位に拡散される。しかも、勝手にその広告に興味のある人間を狙って拡散していくのだ。
これであれば、多様化・複雑化した現代社会でも、アルゴリズムと人と人のつながりがニーズに最適な広告を最適な対象へと探しては撒き散らしてくれる。
しかも、イメージをこれまた自動で作り上げてくれる。
多様化した社会では、企業が商品を売りつけるために作るイメージでは、顧客との間を埋めるのが難しい。昨今の日本企業の振るわないところはまさにここだ。
SNSはインフルエンサー・マーケティングのように、イメージを客側で勝手に作り上げてくれる。親に買ってもらった服より、友達のオシャレな兄ちゃんが着ていた服の方がカッコ良いのは当たり前だ。
SNSは広告とイメージの最適化を自動でやってくれる、まさに現代の錬金術だといえる。
だからSNSは基本的に無料なのだ。我々はただ無料で使っているのではなく、無料で価値の高い個人情報を提供し、無料でマーケティングやイメージ戦略を肩代わりしているのだ。
SNSの中毒性の真相は・・・
以上の4点をまとめるとSNSとは、
①スマートフォンの普及により生まれた隙間時間を支配している。
②タイムラインでコミュニケーションのハードルを下げ、承認欲求が満たされやすい/刺激されやすい場を作る。
③情報収集の自動化、承認欲求のカスタマイズができる。
④商品の広告やイメージの自動最適化。
これを踏まえると、SNSの中毒性の真相が見えてくる。
前提:多様化により個人の承認欲求が強くなる
・承認欲求を満たすために必要な他者が簡単に集まる場所
・低いハードルでコミュニケーションが可能
・低いハードルで承認欲求を満たすことができる
・膨大な情報を自分好みに収集できる
・多様な承認欲求を満たす場をカスタマイズできる
・SNS企業に莫大な広告料が入るので低コストで利用できる
SNSの中毒性が高いのは、このように低コストで承認欲求を確信犯的に満たすことができるからだ。
これはポストモダニズム的な「虚無の世界」と「個人の死」という大前提がなければ成立しない。
何も無いし自分が何なのかわからないからこそ、タイムラインに無目的につぶやいたり、カオスなタイムラインを眺めることができる。
江戸時代の日本人にタイムラインを見せたら、理解できないだろう。
「結局これ何が目的なの?」と言われるはずだ。
さらに隙間時間が発生したような時間の概念の転換も影響している。
情報の海と、情報の高速化により、社会は目まぐるしく変化しているようで、自分は全く何者かもわからない。
「自由からの逃走」でエーリッヒ・フロムが指摘したように。
だが、結局SNS上での承認欲求は打算的で無意味なものであると思う。
なぜなら、真の達成感を得ることはできないからだ。
すべてのハードルが低いぬるいお湯の中で、刹那的に注目されただけでは、喉の渇きを潤すために塩水を飲んでいるようなものだ。
SNSは承認欲求を満たすために集まった人たちの場であるため、作られたイメージを見せ合い、確信犯的に承認し合う世界である。
それをゲーム感覚で扱うなら良いが、炎上騒ぎを起こすような事案は、この本質を見抜いていない。
結局、SNS上でも本当に認められるのは、実社会で何かを成した人だけなのだ。ZOZOタウンの社長とかね。
そして、承認欲求を他者へ完全に依存してしまうと、本当の自己イメージはいつまで経っても形成できない。
SNS企業が大儲けしていることを考えれば・・・ね。
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ということで、SNSについて書いてみた。
なぜSNSが気になったかと言うと、前回の記事で現代システムについて調べたときにお世話になったマルクス・ガブリエルが「欲望の時代を哲学する」で「ポストモダニズムに最適なのがSNS」と語っていたのが気になったからだ。
つうことで、Twitterをやってみた。
だいぶ昔にちょっとだけやっていたのだが、長らく放置していた。
で、普通につぶやいていると・・・わりとハマった(笑)
ということで、中毒になりかけですが良かったらかまってやってください。
・・・承認欲求に負けた。
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魔の2才児対策のために我が家がやったこと『家事効率化・環境設定・発想の転換』
愛娘がいわゆる「魔の2才児」になりまして、まあ大変な毎日でございます。
夫婦共働き+新築一軒家ローン+2才児という、最強方程式のせいで夫婦でてんてこ舞いな毎日。
夫婦共働きしながら、家事・育児の両立を効率とコスパよくこなすのは、現代人必須の能力です。
今回は我が家で行っている「魔の2才児対策」を紹介してみたいと思います。
なぜ「魔の2才児」といわれるのか
魔の2才児なんていうけど、まあかわいいんですが、とにかく1才の時より手がかかります。
運動能力と理解力が向上したので、成長を見るのが楽しみではありますが、その分今までありもしなかった苦労が湧いてきます。
運動能力向上
・目が離せない→階段にアタック、椅子や棚からジャンプなど
・今までなんてことなかった環境が危険地帯になる
・歯磨きや着替えの時の抵抗が強力になる
理解力向上
・子供だましが使えなくなる
・中途半端に理解しているので一度拒否するとなかなか突破できない
・好き嫌いや気分で行動パターンを変化させてくる
このように、2才児とはその子の個性が爆発する時期であり、今までの対処が通じなくなるので「魔」と言われるのです。
しかも個性によって行動パターンが全然違うので、後手後手の対応になりがちです。
さあ困った2才児ちゃん!
我が家はどうしたものか・・・
我が家の2才児対策
まず行うのは、「どこまでできるか」を考えることです。
2才児だって好きで親を困らせているわけではなく、自我が芽生え興味が湧き上がる時期なので破天荒な行動も仕方がないのです。
ここで強く抑圧してしまえば、ストレスとなり成長に悪影響を与えかねません。
かといって、共働き夫婦にはいちいち行動に付き添う余力はありません。
日本社会は育児に対して何の配慮もありませんからね。
我が家のメインテーマは、
「極力好きなことをやらせてあげる」です。
そのためには、生活環境を効率化する必要があります。
まず現在の生活を見直して、そこから引き算することで、余力を捻出します。
①家事=極力全自動化し労力を減らす
家事を適当にやる・・・というのは、なぜか日本では悪い事のように言われますが、そんなこといってるから生産性は上がらないし、少子化だし、女性が働きに出られないんですよね。
この少子化時代に夫婦共働きで税金まで払ってやってるのに見返りは少ないんだから、まずはそういった固定概念を我々世代で破壊してやりましょう。
掃除
掃除はとにかく手間がかかるのと、子どもが走り回って妨害してきますので、文明の利器を惜しみなく投入します。
まず中華ルンバ。
ルンバは高級品ですが、中華ルンバは半額です。
少々おバカですが、一年以上使ってもビクともしません。何度も玄関でひっくり返って「ヘルプミーヘルプミーヘルプミー」と泣いていますが、タフな野郎です。
中華ルンバの使い方は、子供のいない部屋の「予習掃除」です。
休みの日に一気に掃除するような我が家の場合、子どもを遊ばせている間に子どもがいない部屋であらかじめ中華ルンバに掃除させておきます。
中華ルンバは、「目に見えるゴミ」はきれいに掃除できます。本格的な掃除レベルではありませんが、衛生面を確保するくらいの掃除はできるやつです。
なので、例えばリビングで子どもを遊ばせている間に、寝室や洗面所周りを中華ルンバに掃除させておきます。その間に台所周りや溜まった洗濯をしておき、終わったら今度は子どもを移動させてリビングを中華ルンバに掃除させます。
このように子どもがいない部屋をあらかじめ掃除させておけば、他の作業をしながら子どもを見ておくことができます。
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掃除の締めはダイソンです。
値段は張りますが、これは絶対にダイソンがおすすめです。
中華ルンバに予習掃除させた後、ダイソンでカーペットや部屋の隅など、汚れが溜まりやすい所を一気に掃除します。
パワーが半端ないので、すぐにきれいになり、圧倒的な時短となります。
7割くらいの掃除を中華ルンバが勝手にやっていくれているので、残り3割をダイソンで一瞬で済ませることができ、トータルでかなり掃除時間を短縮効率化できます。
はじめは2台も掃除機を買うのに抵抗がありましたが、今はこのスタイルでないと我が家の掃除は不可能ですね。
料理
これはもうぶち込み一択です。
冬の寒い時期は、鍋にかぎります。
鍋であれば、野菜や肉を投げ入れて温めれば出来上がり。
さらに次の日はうどんを入れて煮込みうどんにすれば、料理時間はかなり短縮できます。
しかも鍋なら洗い物が殆ど出ませんからね。
鍋料理であれば、子どもも野菜をたくさん食べますし一石三鳥くらいです。
夏場は保存が効きませんので、冷凍食品大活躍です。
最近の冷凍食品はかなり美味しいので、値段は張りますが総合的なコスパは良いと思います。
弁当は冷凍食品と昨夜の余り物。
片付けは新築のときに大容量の食洗機を付けたので、かなり時短になります。
食洗機は騙されたと思って、容量が大きく高性能なものを買うべきです。
料理自体は正直、なかなか効率化が難しいですね。
子どもが食べられるものは、ちょっと手を加えたり、味が極端なものは無理だったりします。
便利なアイテムはキッチンハサミです。
大人が食べる大きさが、子どもには誤嚥リスクがあって危険だったりします。
うちの子も一度ウインナーを喉に詰めかけて、冷や汗をかいたことがありました。
それからはキッチンハサミで、皿に取り分けた後に小さく切るようにしています。
これなら予め切らなくてもよいし、その都度細かくできるので効率的です。
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で、今狙ってるのはこれ。
かなり高価ですが、自動調理という素敵な名前がついています。
我が家は夫(僕です)が全く料理が駄目なので、ひとつヘルシオ先生を料理長として雇ってみたい今日このごろです。
洗濯
本で読みましたが、これだけ家事が自動化されている中で、一番難しいのが洗濯らしいです。
料理や掃除は、人間が事前にセッティングすれば機械が代用可能です。
材料を入れたり、掃除する範囲を指定したり。
ですが、洗濯はそうではありません。
洗濯物干しや洗濯物たたみは、対象によって全く違う方法になります。
デニムパンツは乾きにくく硬いですし、薄いタオルはその逆です。Tシャツをたたむのと、ソックスをたたむのは勝手が全然違います。
洗濯はひとつずつ判断しなくてはならず、ここが自動化できない要因のようです。
洗濯自体は洗濯機におまかせしますが、洗濯物干しは効率化できます。
上記の写真のようなピンチがたくさんついたハンガーを用意します。
子供服関係は、服だろうがパンツだろうがスタイだろうが、問答無用でピンチにはさみまくります。
子供服は消耗率回転率がものすごく早いので、大量に洗濯します。
その都度、ご丁寧にハンガーにかけていたら時間の無駄です。しかもどうせ壮大に汚れます。
我が家では、数少ない高級服以外は、全部ピンチにかけて干します。シワ付きまくりでヨレたりしますが無視です。
服は基本的に貰い物か、ブックオフのセールのときに大量に買うので、消耗品だと思っています。
特に保育園に来ていく服は、作業着との認識なので、ピンチに逆さまに引っ掛けて乾いたら箱に投げ込みます。
これだけでかなり時短になります。
②対2才児用環境設定
先程も書きましたが、2才児は飛躍的に行動パターンと範囲が拡大しますので、今までの環境では対応できません。
ここでは、環境をうまく設定することで、少しでも無駄な労力がかからないようにします。
収納だらけの家
これは少し構造的な問題なので、誰でもできる対策ではありませんが、一番おすすめです。
我が家は去年新築したのですが、部屋中に収納を作りまくりました。
リビングには2mの備え付き建具収納が2つあります。その他の部屋も同サイズの収納がこれでもかとついています。
なぜ収納だらけの家にしたかというと、我々夫婦は片付けが全くできないからです(笑)
アパートで暮らしていたときは、押入れは布団ですぐに埋まってしまい、買ってきた棚もすぐ埋まり、気づけばいつも散らかった視覚刺激の強めな部屋に・・・
その反省を生かして、我が家はテレビ台以外の収納家具が不要なくらいスッキリした家にしました。
物が増えたら、とにかくぶちこみます。よくどこにしまったかわからなくなりますが、おかげで掃除が楽です。
ルンバを導入するなら、物をできるだけ置かない洋風な部屋を作るしかありません。
和風のこたつテーブルや棚がたくさんある家では、ルンバはうまく掃除できません。
我が家はダイニングセットとソファーがあるのみ!
そして散らかれば収納にぶちこむ!
これこそ最強の効率化?
おもちゃ箱は大きいのを一つ
おもちゃ箱は無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスにしました。
本当に頑丈で、容量も大きい割に安いです。
散らかる原因一位のおもちゃは、この箱一つに集約し、ぶちこみます。
ポイントは、箱自体はリビングに出しておきます。
そうすれば、遊ぶのも片付けるのも直ぐにできますし、いちいち棚をひっくり返されることはありません。
あと頑丈収納ボックスは、椅子になるくらい頑丈なので、けっこう助かります。
Amazon Fire TV Stickでアンパンマン無限地獄
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自宅でインターネットをWIFIで使用しているのであれば、「Fire TV Stick」があればかなり助かります。
嫁さんが料理している時や、ぐずっている時、テレビをネットに繋いでいればすぐに「本当は両親の救世主アンパンマン」がやってきてくれます。
といっても、YouTubeですけど。
タブレットやスマートフォンもあるんですが、子どもにあの小さな画面で長時間動画を見せるのにかなり抵抗があります。
かといって2才児はおとなしくブロックや塗り絵だけで遊んでいるほど優雅な生活を送っていません。
テレビであれば大画面なのでそこのところは安心かと思います。
最新機種は、「Echo Dot 」などのスマートスピーカーに対応しているので、声だけでチャンネルを変えたりといった指示ができます。
これ意外に便利です。料理してたらリモコン触るの面倒ですもんね。
Amazonプライム会員になれば、映画やアニメが見放題になります。
しまじろうやドラえもんなどの子供向けアニメもたくさんあるので助かっています。
YouTubeのアンパンマンの劇やおもちゃで遊ぶ奇声大人の寸劇を見すぎて気が狂いそうなので、そろそろドラえもんやおさるのジョージに移行してほしいものです。
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Amazonプライム会員になると、かなりオトクなのでおすすめですが、マジで奴隷になります。
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さらに子育て家族向けのサービスまであり、我が家は完全にAmazonの奴隷化しています。
オムツなんてAmazon以外で買ったことないですからね。いくら貢いだんだろう?まあ安いですが。
③固定概念を緩め、発想の転換をしよう
この記事を書いた理由は、ハフポストのフィンランドの子育てについてを読んだから。
「うちと全く一緒じゃん!」ってなりました。
日本の子育ての基本って「昭和の専業主婦」みたいな幻想からほとんど変わってないんですよね。
うちは田舎なんで、我が家の生活スタイルを話すと結構驚かれるんですが・・・
でも時代は夫婦共働きが当たり前で、しかも行政サービスや社会保障制度が全く現代のスタイルに追いついていないわけで。
ならば自分たちで、日本の子育てを変えるしかないんですよね。
ということで、我が家の発想の転換を書いてみます。
得意な人が優先してやるべし
発想の転換とか言っちゃいましたが、我が家は僕が全く料理ができないので基本嫁様が料理担当です。
もちろん多少は何か料理めいたものは作れますが、子どもが食べるものとなると結構難しいです。
なのでその他の事を率先してやるのは当たり前ですが、例えば子どもを公園に連れて行って嫁様の息抜きタイムを作るとか、まあそうやって何とか補い合っています。
得意な方がその作業を行ったほうが効率が良いし、ストレスも減ると思います。
無理に押し付け合うと、ストレスになりますし、やり方が違うと非効率的です。
その代り、得意な方に家事を任せるのであれば、相手の思うような環境を作るべきです。
洗濯物干しは僕の仕事ですが、先程のピンチ引っ掛けまくり作戦を実行しています。
嫁さん的には始め抵抗があったようですが、僕のやりやすい環境にしました。
得意な方に作業を全部任すのではなく、主導権を渡すといった感覚が良いかもしれません。料理が得意な方が主導的に行い、不得意な方が指示を受けながら手伝うという感じが一番効率が良いと思うのです。
仕事を休むのは休みやすいほうが優先
うちの夫婦の場合、仕事柄僕のほうが休みやすいです。
なので、子どもが病気の時や、急な発熱で保育園から招集がかかった時は、基本的に僕が優先して休みます。
もちろん日本のしかも田舎の会社なので、夫の方の育児休業制度なんてあるはずもないですが。
家事とは違って融通の効かない仕事などの環境も、優先順位をはっきりさせておいたほうが良いです。
子どもが寝るときは保育園に着ていく服で
うちの子は僕に似て朝めちゃくちゃ機嫌悪いです。
特に嫌いなのが着替え。
アンパンマンのパジャマを脱ぎたくないあまり、猛烈な抵抗運動をした日もありました。
なので、最近は保育園に着ていく服のまま寝させています。
シワになったりしますが、朝の忙しい時間が少し楽になりました。
もちろん寝ても邪魔にならない服を選んでいますよ。
これも発想の転換で、なかなか理解できないかもしれませんが、我が家では最善の方法でした。
このような発想の転換ができれば、無駄なストレスを生むことなく生活できます。
これは各家庭やお子さんの個性が出るので、固定概念を取っ払って、オリジナルな効率化ができたら良いと思います。
うちの子は本当に寝起きが最悪ですから(笑)
家族が第一
これ本来当たり前なんですが、どうも日本は優先順位が低いような気がしますね。
有給取る時も理由を書く欄があったり、残業や休日出勤があったり、子供の行事よりも仕事が優先されたり、そんなに仕事が好きなんでしょうか?
我が家のポリシーは、個人と家族が一番大事!です。
なので、仕事の付き合いとか全く行きませんし、残業や休日出勤は極力拒否です。
自分の時間と家族の時間が一番大切でしょう。
これを大切にしないと、人生楽しめないし、色々な問題が生じます。
仕事が忙しくても、それなりの高収入であったり、将来的な目標に繋がるのであれば、我慢できるかもしれません。
が、そうでないのであれば、きっぱり労働=契約という発想の転換をしたほうが良いです。
なんかこう書くと危険思想的な目で見られますが、人間は会社のために生きてるわけではないですからね。
僕なんて仕事とは時間を売って金貰っている感覚です。まあこれは問題かもしれませんが(笑)
契約や給料以上の仕事なんてしなくて良いですし、それを強要できる権利も会社にはないですし、そこのところはドライな関係が世間に広まればもっと幸せに暮らせる人が増えると思うんですがね。
僕はネットで稼いだ副収入で趣味をしたり(もちろん嫁様にプレゼントもしますよ)、家族でどこかに遊びに行ったりなんてことを大切にしています。
最近の若い人にはこのようなライフスタイルが増えてきているらしいので、「若者の〇〇離れ」とか言われていますが、そういった化石のような概念からさっさと離れたいものです。
子育てに限らず、固定概念を疑うことで、今より生きやすい世の中になるかもしれません。
要するに僕が働きたくないだけなんですけどね。
まとめ
魔の2才児なんて書きましたが、最近言葉も覚えて変な会話もできるようになり、ますます成長が楽しみになってきました。
うちの子は最近話す前にかならず「あのさー」と付けますが、どこで覚えてきたんでしょう?
まあとにかく、生活を効率化し、さらに発想の転換をすることで、幸せに暮らせるのが一番ですね。
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