脳内バックパッカー

自宅にいながら映画や本の世界で旅をしよう

書評

アウトプットについて

最近、猫も杓子もアウトプット、アウトプットとうるさい。 かくいう僕も、ブログやSNSで何かしら仕入れた情報を噛み砕いて咀嚼する前には吐き出しているので、その末端構成員の一人だろう。 このアウトプット・ブームは、昨今の情報過多・強制インプット地獄…

三国志好きにはたまらない!リアルな当時の状況を書いた名作を読む

大唐帝国-中国の中世 (中公文庫プレミアム) 作者: 宮崎市定 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/08/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 大唐帝国という題名ではあるが、後漢の滅亡から唐までの「中国の中世」を書いた名作を読ん…

『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』はコミュニケーションマニュアル本として読め!

現代人のストレスとは、ほとんどが人間関係だ。 特に会社では複雑な「仕事」をするために、多様かつ目的が違う人々とともに行動しなくてはならない。 そんな職場の人間関係の悩みを解決するツールとしてオススメなのが、『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩…

アマゾン・キンドルの【50%ポイント還元】講談社キャンペーンで散財

amzn.to 対象タイトル10,000点以上期間:2019年2月22(金) 00時00分~2019年2月28日(木) 23時59分(日本時間) え?なにこれ? 講談社キャンペーンで講談社の本がキンドル本で50%ポイント還元? つうことは、講談社学術文庫とブルーバックスも? そんな…

「神は、脳がつくった 200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源」の要約とレビュー

「神は、脳がつくった――200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源」 神が脳を作ったのではなく、脳が神を作ったという話。 神学論争かと思いきや、人類の脳の発達を段階的に追っていき、ついに神という存在が認知されていく過程が書かれている。 要…

歴史愛好家向け解説付き「楽しんで学べるオススメ歴史漫画」

歴史というのは、年号と事件や人名を覚えるだけでは本質的な意味はない。 が、日本の歴史教育は悲しいかな受験勉強対策マークシート方式に適応してしまった。 だいたい歴史が嫌いな人は、この単純暗記という生産性の低い作業をやらされていたからだと思う。 …

反システム的生き方は幸せか?それとも自己満足か?

nounai-backpacker.hatenablog.jp 豊かなのに生き辛い現代社会。 その原因は現代社会を動かしている「システム」であるというのは、↑の記事で述べた。 システムがなにかというのを簡単にまとめると、 ・システムとは現代社会や資本主義経済を円滑に管理運営…

生き辛さは社会システムのせいなのか?~システムとは何かを考える~

nounai-backpacker.hatenablog.jp 以前、少子化問題でも触れたのだが、「なぜ日本(現代社会)で生きるのがこんなにしんどいのか」を最近深く考えていた。 それは現代社会を覆う複雑怪奇なシステムが原因だと思っている。 これは大抵の人が同じだろう。なぜか…

インドで仏教が衰退した理由が「一発屋のロックバンドみたい」で意外だった

nounai-backpacker.hatenablog.jp 去年のMyスゴ本である『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』を読み、ずっと疑問だったことが再燃した。 僕はインドを2回訪れ、ほぼ一周駆け足と下痢腹で回ったのであるが、そこに仏…

「反応しない練習」は超合理的なブッダのライフハック

「反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」」という本を読んだ。 これは、この手の宗教本・自己啓発本が大嫌いな人にこそオススメの「根拠なき心身安定のライフハック本」である。 ブッダの教えというのだから、科学的なエビ…

「ホモ・デウス」に描かれた世界とは?

nounai-backpacker.hatenablog.jp あの「サピエンス全史」の著者であるユヴァル・ノア・ハラリの新著『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』をやっとこさ読んだ。 今回もムダに長い軌跡を辿りながらも、知的欲求という銀河へうまくロケットを打ち…

「GAFA」は危険なのか?

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 作者: スコット・ギャロウェイ 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 最近話題の本、「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」を読んだ。 GAFAとは、Goo…

「LIFE SHIFT 100年生きる時代」を読んだくせに趣味に生きるにはどうすればよいか考える

LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (17件) を見る はじめに※ただの愚痴なので飛ばしてください 雇用の流動化と…

「LIFE SHIFT人生100年時代の生き方」を読んで未来に絶望する

LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (17件) を見る 人間50年と信長が舞いに舞っていた戦国の世から450年以上が…

面白すぎる歴史本「金融の世界史」「日本人のための第一次世界大戦史」

世界史を効率良く面白く勉強するのに最適な本は「板谷くんの本」である。 最近のマイブームは板谷敏彦氏の歴史本。 金融畑出身の氏の本は、経済や金融を土台に、貿易や科学技術の発展等を踏まえて、しかもわかり易い文章で世界史をまさに描いている。 これが…

「サピエンス全史」~なぜ人類はここまで発展できたのか?は三大革命で考えるとわかりやすい。

歴史本としては異例の大ヒットを記録した「サピエンス全史」 少々お高いが、それに見合う革命的に面白い歴史本であった。 なぜ我々人間(ホモ・サピエンス)が地球の支配者として君臨しているのか?という素朴だが重大なテーマを、単なる網羅的な歴史年表では…

現代社会の生きづらさ=「コミュニケーション不全症候群」

コミュニケーション不全症候群 (ちくま文庫) posted with カエレバ 中島 梓 筑摩書房 1995-12 Amazonで調べる 1991年の古い本ではあるが、後のオウム真理教の出現等を予言していたといわれる社会評論。ちなみに著者の中島梓は「グイン・サーガ」の栗本薫であ…

「ヤバい経済学」を読んで常識をぶち壊す。

ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する posted with カエレバ スティーヴン・J・ダブナー,スティーヴン・D・レヴィット 東洋経済新報社 2016-07-01 Amazonで調べる ヤバイ本を読んだ。 ズバリ「ヤバい経済学」だ。 なんせヤバイ、チ…

「オリガモリソヴナの反語法」の感想

新生児と暮らしているとなかなか本が読めない今日このごろ。 そんな読書とは無縁の日々が続いた挙句、厳冬に「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んだ。 なぜ手に取ったかというと、某サイトですごく押されていたからだ。 最近、ネットサーフィン中に良き本と…

2016年で読んだ中の特別オススメな本。

今年は子供が産まれたり、Amazonビデオに出会ったりで、なかなか読書できなかったが、過去最高に本を大人買いした年でもあった。 ブログ収入を本や映画に注ぎ込んでいるので金銭面では特に問題はないのだが、我が家の本棚から難民となって部屋の角や隙間で遭…

「歴史嫌い」が「歴史好き」に変わるためのオススメ入門本

「歴史が苦手科目」という人は多い。 歴史はただの暗記モノではないのに、現状の日本の歴史教育は苦行のような丸暗記方式だから仕方がないとは思う。 そんな歴史嫌いな方々が「歴史好き」になっていただけたらなあ~という淡い思いを込めて、歴史好きになる…

ブログ小遣いで念願の写真集を買った。

全国3000万の薄給サラリーマンの皆様、どうも同類です。 薄給なのに子供が生まれまして、嫁の財布の紐に高圧電流が放たれることになりました。 ますます欲しいものが買えなくなりましたよアベノミクス。 政府も会社も当てにならんので、僕はブログ小遣いで生…

『連合赤軍』を知るためにオススメな本・マンガ・映画

始めに言っておくが僕はそっち系ではない。 でもそっち系の歴史というのは非常に興味深くもある。なんせ僕の世代からすると、歴史の教科書的存在だから。 しかし、『連合赤軍』というか当時の学生運動を知ってからというもの、大いなる疑問があった。 「なぜ…

ヒトラー氏はいかにして演説術だけで総統になれたのか?「ヒトラーの演説- 熱狂の真実 (中公新書)」

アドルフ・ヒトラー。 言わずと知れた20世紀を代表する悪党である。 彼の行った行為は人類史上最悪の悲劇を産んだ。 だが、誰もが一度は思ったのではなかろうか? 「なぜあんな男がドイツで熱狂的な支持を受けたのか?」と。 ヒトラーはミュンヘン一揆(武装…

日本の生きづらさは夏目漱石が明治時代から指摘をしていたという話

最近、保育園落ちた日本死ねとかブラック企業とか下流老人とか若者の貧困とか世代間格差とか・・・我らが日本の悪いところが噴出しております。 まあどんな国だろうが社会だろうが家庭だろうが、問題だらけなのは当たり前ですので、当然だといえば当然なので…

雑誌『BRUTUS』収集が趣味な僕のおすすめ名作特集たち

BRUTUSが好きです。 BRUTUSとはマガジンハウスが発売している男性向け情報誌で毎月1日・15日発売です。 都会的、センスの良さ、程よい意識高い系、そして毎号当たり外れが激しいなんてところもたまりません。 BRUTUSの良さは、全く新しい発見があるというこ…